護国寺西交差点、首都高の脇「蕎麦処宮ちゃん」かき揚げそば380円をずずずずっっっっ。
交差点脇といえばそうなんですが、青いひさしが高速に隠れて目立たず、私も何度か車で通りかかってるのに全く気づきませんでした。通し営業なのがありがたく、中途半端な時間におじゃますると、常連さんらしい先客はお店のお兄さんとすっかり話し込んでいる様子。券売機でかき揚げそばをポチッと、お兄さんに「蕎麦で」と言って渡すと、先客はじゃまになると思ったのか帰られてしまいました。すみませんね。
メニューがずらりと書かれているボードの、フォントが独特でおもしろい。テーブルの下の本来物置きスペースと思われるところには、あれやこれやと雑誌が入っています。セルフのお冷を汲んだりしているうちに、丼完成、赤いプラ丼を受け取ります。
汁は丼のせいかもしれませんがかなり色黒に見えます。先にずっとすすってみると、出汁感よりもカエシが強めに感じるけれど、見た目の黒さほど醤油辛さは感じません。麺はやや細め、これも色黒でややぼそぼそした食感。上に乗る天ぷらは揚げ置きタイプ、メインはネギですがそれよりも小麦粉分が多いかも。ちょっとネガティヴに言えばかなり駅構内のできの悪い立ち食いそばの味に近いものがあるけれど、こういう蕎麦には唐辛子をばーんとぶちまけて食べるとジャンクで楽しくなるのです。
お稲荷さんやアルコールなども置いてあるので、夜勤明けに一杯なんてこともできるようです。ちょっとわかりづらい場所だけど、もう5年以上は頑張られているということは、このお店をオアシスとしている常連がきちんとついてるんでしょうね。ごちそうさまでした。
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