蒲田駅西口、広場右斜め前の道を進み五差路の信号を右側に戻るように回り込む「横浜かすうどん りっちゃん 蒲田店」かすうどん500円をずずずっっっっ。
もともと鶴見発祥のりっちゃん、横浜かすうどんを看板に川崎から蒲田、神保町と店舗を増やしています。先に神保町のお店に行きましたが、かすうどんは提供しているもののどちらかというと蕎麦主体の雰囲気。しかし今回蒲田のお店に立ち寄ると、こちらはかすうどんを推しています。店舗ごとに出店場所に合わせて店内の雰囲気やメニューを変えているようです。
入口脇の小さな券売機で、かすうどん500円をぽちっと。ちなみにかけうどん/そばは350円から。メニューはカレーうどん、肉うどん程度でそれほど多くありませんが、お酒も各種あります。ただ、おつまみ類はあったかな? 浜盛りうどんという謎メニューが少々気になります。厨房に食券を出して、島式のカウンターに場所を確保。椅子席は壁向きのカウンター3席のみであとは立席、けっこう狭いです。
先客がいたこともあり、提供は4、5分と意外と時間がかかりました(あくまで路麺的観点)。かす=牛の小腸を長時間揚げたもの の他に、わかめ、刻み昆布、とろろ昆布、そして天かすとネギも散らされています。少し甘めで醤油っ気を抑えた透き通った汁は、昆布の出汁が中心かな。あ、ここにかすの独特のコクが入るといい味。なるほど、これは関西のかすうどんとも少し違う、横浜風かすうどんと自称するだけある自信作なのがよくわかりました。ぷりっとした麺は食感からすると冷凍麺かしら。個人的にはもっとはんなりとした麺のほうがこのお出汁にあうようにも思うけれど、シャキッとしたのがお好きなお江戸においてはこういう麺のほうがいいかもしれません。脂っぽくダレそうになるところを、脇役のネギが味補正、いい仕事してるじゃないですか。
意外とするするお腹に収まってしまったので、余裕があればご飯と一緒にいただくのがおいしそうです、、、って、神保町のお店はライスセットがデフォルトでしたね、なるほど。具材がいろいろはいっているのはいいけれど、もっとシンプルにお出汁とかすの味を楽しみたい気もするので、次の機会があればとろろ昆布はナシでお願いしようかな。それともいっそカレーうどんか。。ごちそうさまでした。
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