都営浅草線西馬込駅の南の終点、西馬込駅の南口を出て第二京浜の向かい側「そば太田」かき揚げ(そば)430円をずずずずっっっ。
路麺店というよりも、実質大衆食堂と言えるかもしれません。ビルの1階がカウンター席、2階には上がっていませんがおそらくテーブル席でしょうか。入口に券売機があり、食券を買って1階のカウンター席に座って食券を出す、という流れは路麺そのもの。メニューはそば・うどん類の他カツ丼やカレーなどのご飯もの、セットもの、ということでメニューも路麺ですし、これはビルに入った食堂的路麺店といっていいでしょう。
平日夕方、地下鉄に乗る前にちょいと寄っていきます。かけは300円から、冷やしは360円からというお値段(若干記憶曖昧)。天ぷらはえび天、いか天、春菊天、ちくわ天など各種あります。また関西でよく見る「きざみ」というメニューがあるのがちょっとおもしろい。さらにはさぬき風釜あげうどんというメニューもあります。さらにポイントは、汁が関東風、関西風とあること。関西風も気になりますが、ここは関東風で。
カウンター席で食券を出して、それほど待たずに丼が運ばれました。かき揚げの上にネギが載るのはちょっとめずらしい。麺はいわゆる路麺店のそれ、茹で麺の再加熱でしょうか、コシなどはありませんが切れることなくとするすると箸で持ち上がります。色黒の汁は見た目どおり醤油がしっかりきいていますが、軽く甘さもあるので塩辛いとは感じません。かき揚げは色白、揚げおきのようですが油をこまめに変えているのかな、油の重さはなく、しだいに汁に溶けていくタイプで、これが麺と絡まるのが路麺的に楽しいところです。
時間帯にもよるのかもしれませんが、下膳はお店の方が対応してくれました。他のお客さんは地元の方でしょうか、お店の備えられている漫画を読みながら、ビールに丼ものでのんびりくつろいでいます。わざわざ遠くから行く店ではないと思いますが、地元にこういうお店があると何かと助かりそうです。ごちそうさまでした。