2017年11月22日

そば清〔東十条〕



京浜東北線東十条駅、北口改札を出て右に降り、地上に出て右側すぐ「そば清」天ぷらそば360円をずずずずっっっっ。

線路沿いに長細く続く、おそらく2軒をつなげたのではないかと思われる造りで、表には白地に黒字で堂々と「立喰そば」と書かれた暖簾が2つかかっています。路麺原理主義者としては、このルックスだけでご飯が食べられそうです(←米かよっ!)。店内は薄暗くやや雑然としていますが、古くからある路麺店特有の空気が店内を支配しています。厨房内はおやじさんと娘さん(かな?)の2人体制。中途半端な時間だったので先客はなく、写真入りのメニューを見上げていると、娘さんが「お茶でよろしいですか?」と尋ねます。

メニューはかけ260円から。ここは定番の天ぷらそば360円をお願いしましょう。おやじさんの調理はよどみなく、ほほーと感心してみているうちにあっという間にできあがり。こちらのお店は自家製麺だそうで、生麺を一旦茹でておき提供前に再加熱されてるとのこと。そういえば割と近い田端のかしまやサンも自家製麺茹で置きだったっけ。つまり、時間とお金の制約があるからこういう提供をされているけれど、いろいろな意味でポテンシャルがあるお店、と言っても間違いないはず。

では早速いただきます。色黒の汁の沈む麺は、やや平打ち気味のやわらかめ。心持ち穀物のような風味も感じます。汁はおそらく各種の節と昆布で出汁を取られたのでしょう、醤油がしっかり主張しますが、その土台を出汁がしっかり支え、甘さは控えめ。この濃い汁と、やや平打ちのやわらか麺との相性がいい。けしてモダンな味ではないけれど、関東出身者ならコレコレと納得してしまう味かと。

天ぷら/かき揚げは玉ねぎがメインですが、春菊と桜えびが入っています。これが微妙に香ばしくて、濃い汁に負けず存在を主張。揚げ置きで油っぽさはなく、やがて汁を吸ってますます存在感が増していきます。

東十条は下町のような商店が続いて活気のある町ですが、ここ数年好きだった大衆居酒屋が立て続けに閉店しちゃったし、西側の路麺店「そば谷」も2014年にちょっとさびしいんですよね。昭和40年の創業のこちらのお店も随分年季が入っているけれど、まだまだ頑張ってほしいなぁ、なんて余韻にひたっていると、娘さんがお茶を継ぎ足してくれました。ごちそうさまでした。



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posted by kennny at 11:07| Comment(0) | 北区・足立区・葛飾区 | 更新情報をチェックする
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