2017年09月01日

なごみそば〔板橋区役所前〕




旧中山道仲宿交差点角「なごみそば」温かき揚げそば 480円をずずずずっっっっ。

山手線の巣鴨駅から旧中山道沿いに商店街は延々続き、明治通りを越し赤羽線、おっと埼京線板橋駅脇を越し、17号をクロスし、旧中山道仲宿交差点を過ぎ環七まで続きますが、仲宿あたりは板橋区役所前駅に近いこともありかなり人通りが多いです。仲宿商店街交差点角にあるのがこちらのお店。平日の夕方、野暮用を終えて通りかかると、辛子色の暖簾に誘われます。お店はちょっと変わった構造で、入口に券売機はあるものの、メインのダイニングは階段を降りて地下部分。その間の脇の半地下部分が調理場になっています。

店内は最近リニューアルしたのでしょうか、地下ではあるけれど明るく綺麗で、ファストフード店かと思えるほど。だからでしょうか、先客にはお子さんを連れたお母さんがいらっしゃったり。メニューはそう多くはなく、単品もありますがどちらかというとセットもののほうを推されているように見えました。路麺店としてはやや高めの値付けですが、激安店ではなくちゃんと軽食を摂れるお店という位置づけなのでしょう。ビールの提供もあります。とはいえ、ダブル炭水化物は避けたいお年頃ゆえ、温かき揚げそばをポチッと、カウンターに出して席につきます。

予想より待ったのは、おそらく生麺茹で上げ、天ぷら都度揚げだからでしょう。丼は茶色ながら透明感のある汁に角が立った麺がゆっくりとたゆんでいて、蕎麦はきちんと風味を感じるもの。添えられている薬味のネギは小さめですが鮮度はよい。汁はかえしがやや強めながら何かが突出しない出汁のバランスもよく、路麺店というよりも町中の蕎麦屋さんレベルと言っていいかと思います。

かき揚げは立体的、おそらくセルクルを使っているのでしょう。海老、玉ねぎ、ニンジンの他にさつまいもが入っていて、独特のほっこり感と甘さがおもしろい。揚げたてでややオイリーではあるけれど、揚げたてゆえのザクッとした食感と、徐々に崩れてたぬきそば状態になるのもまた良し。蕎麦湯やもり汁は階段下のテーブルに用意されています。もり汁が追加可なのはいいですね。

仲宿という地名からもわかるとおり、ここは中仙道第一の宿場町・板橋宿の中心地だったところ。板橋郵便局の交差点はかつて平尾追分と呼ばれ、川越街道の分岐点だった交通の要衝でした。個人的には、板橋区役所前というより仲宿と言われたほうがピンときます。江戸時代から旅人の往来で栄えた場所、昔からおそらくこの界隈は旅人や仕事人のための食事処などがたくさんあったのでしょう。そんなことを考えながら蕎麦をすするのもまた楽しい。ごちそうさまでした。



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posted by kennny at 00:00| Comment(0) | 練馬区・板橋区 | 更新情報をチェックする
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