川崎区の臨海部、鋼管通りの臨海中学校手前「いはら屋」天ぷらそば430円をずずずずっっっ。
個人的にはJFEスチールと言われてもピンとこなくて、やはり日本鋼管と呼んじゃうなぁ。そんなJFEへ通じる通称「鋼管通り」沿いにそっと営業している路麺店。もう40年もこの場所で営業されているのだとか。しかしこじんまりとした店内は清潔感があり、この手のお店にありがちなうらびれた雰囲気はありません。厨房の中にはおかみさんがお一人。
メニューはわりとシンプルで、そば系数点とカレー類のみ。それでは天ぷらそばをお願いしましょう。おかみさんは都度麺を袋から取り出し湯がき、あらかじめバットにきちんと並べられた天ぷらからかき揚げをピックアップ。急いではいないけれど手際よくあっというまに丼が手渡されます。430円を払って、早速いただきましょう。
大黒屋製麺所製らしい茹で麺は、コシこそないけれど穀物の風味を感じます。やや甘めの汁はカツオ出汁ですっきり。天ぷらは玉ねぎが主体で、干しエビが時々いい風味を出します。そういえば、厨房に干しエビが用意されていました。
机の上には塩と七味が容器を移し替えられて準備。七味をはらりと振ると、きちんと香りがします。この手のお店の七味って、すっかり香りが飛んだりしてることが少なくないですからね (^^; こういうところはお店を切り盛りされているのが女性だからではないかな、と想像したりして。みればキッチンも整理整頓が行き届き、調理台もピカピカです。
隣では小学生連れのおとーさんががカレーそばとカレーを食べてます。おかあさんは夜勤かしら。反対側ではかけとカレーのセットを食べてるおじさんが。お、おじさんカレーに醤油をかけてるよ。。入口脇に若手のカッコいいミュージシャンらしいポスターが。これ、だれかな。おかみさんファンなのかな。またお邪魔する機会があったら、聞いてみようっと。ごちそうさまでした。
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