両国駅東口、線路沿いに錦糸町方面へ1分ほどガード下「かくや 両国店」ちくわ天そば 430円をずずずずっっっっ。
なにはともあれ、こちらのお店ではちくわ天を食べなければならない。これを食べなければこのお店に行ったことにならない。なぜかそういう強迫観念でお店に向かうと、路麺店というには随分あかるすぎるお店に少々驚きました。どうやら、つい最近新装開店なったようで、普通の路麺店比1.5倍(くらい)の明るさの店内は綺麗でチリひとつ落ちていません。というかこんなに明るくちゃ汚れてたらすぐ目立つわな。
入口の券売機でちくわ天そば/うどんをポチ。かけ330円から、春菊天やイカ天、天ぷら(多分かき揚げのこと)もちくわ天同様430円。丼とのセット600円台などもありますが、店内のポップなどは鶏つけそばをはじめつけ系を推しているようで、券売機上部の大きなボタンもつけそばが占められています。しかも、生ビール250円ボタンの下にはつけそばをオーダの方のみという文字まで。しかしここはちくわ天。
都度茹でているらしく、2分ほど着席して待機、その間にお冷を。厨房ではお兄さんがかき揚げを揚げるのに余年がありません。さて、ちくわ天。うむ、そう来たか、の背開き(腹開きかも)の磯辺揚げ。なるほどこりゃ豪快。おそらく揚げたてなのでしょう、熱いのに食らいつけば、ざくプニュのちくわが口の中で炸裂。蕎麦は当たり前ですが細く長く、表面に若干ホシが見えるもののつるつる感が半端ありません。滑りやすいのはリターナブルの箸のせいもあるけれど、それだけではないような。汁はライトブラウンの色合いながら醤油辛さはごくごく抑えめ、昆布由来と思われる甘さが優しい味わい。
廻りをチラ見すれば、やっぱりつけそば系を召し上がってる方が多いですね。店内の明るさに加えて、穏やかな味わいの蕎麦ゆえか、女性一人客はもちろん、女性数人というこの手のお店には極めてめずらしいお客さんもいらっしゃいます。路麺店にも、もっと女性客が増えると、あるいは女性客でも似合うお店が増えるといいなぁ。ごちそうさまでした。