2015年09月15日

木曾路〔新秋津〕



武蔵野線新秋津駅、駅前の広場左側「木曾路」天ぷらそば350円をずずずずっっっっ。

西武池袋線秋津駅と武蔵野線新秋津駅の間は300mほどあり、乗換駅の常として飲食店が立ち並んでいます。中でも目立つのは、武蔵野線沿線にマイホームを持つお小遣いがけして多くはない中年サラリーマン(妙に具体的だな)が立ち寄りやすい、立ち飲みやもつ焼き、大衆居酒屋などのお店が多いのは言わずもがな。路麺店は秋津駅前に名代富士そばが、そして新秋津駅前にはこちら木曽路が朝から夜まで営業しています(富士そばは24時間営業)。

木曽路はこの(2015年)9月から価格改定し、わかめそば、きつねそば、たぬきそば、天ぷらそばなどが350円と50円の値上げ。ちなみにかけそばはありません。このお店を知る呑兵衛の間でよく議論になるのが、なぜきつねやたぬきと天ぷらが同額なのか、というネタ。これには私は一つの見解がありまして、つまり本来の原価率から考えるとわかめ・きつね・たぬきはもう少し安くてもよいが、めんどくさいので50円単位の300円に揃えてしまってるんでしょう。状況証拠として、秋津スタミナ、コロッケスペシャルなどの盛り合わせ的サービスメニューは以前のまま400円。つまり、サービスの高単価商品の値段は維持しつつ最低価格を引き上げるという、なかなか巧妙な作戦をとってるんじゃないかと。

さて、そんな憶測はともかくとして、人の良さそうなおじちゃんがテキパキと作る丼。さっと湯通しされた麺は株式会社あさひや製、やや黒味が強いけれど特徴のないオーソドックスな路麺の麺。汁はにごることはなく出汁の香りも感じられるやや甘さのあるタイプ。こちらの特徴はかき揚げでしょう、厚さ2cmほどの円盤状のかき揚げがサクサクとしています。おそらく海老が入ってるんじゃないかと思いますが、不思議なほど香ばしく独特の風味。具材よりも衣が目立つタイプだけれど、ボテボテではなく中が空洞、ジャンク的な味わい。こういう天ぷらは、汁にひたるとズブズブと溶けていくので要注意。

昭和48年開店ということは、おそらく武蔵野線の開業・新秋津駅の営業開始に合わせてお店もスタートということでしょう。もともと貨物線の首都圏迂回のために作られた路線、旅客電車は貨物輸送のあい間に40分に一本くらいの運行でした。だから電車を待つ間に一杯、というお客さんも多かったものです。何度かリニューアルして綺麗になりましたが、さっとお蕎麦を提供する使命は変わらず。これからも変わらずに営業されてください。ごちそうさまでした。

木曾路

夜総合点★★★☆☆ 3.0



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