人形町交差点と甘酒横丁交差点の間、大観音寺の隣「きうち」かき揚げ冷やしそば440円をずずずずっっっっ。
基本的に路麺はかけそば、それもかき揚げ派なんだけど、それでもこんなに暑いと冷たいお蕎麦をつつつっとたぐりたくなるじゃぁないですかい。しかも、あったけえ蕎麦と同額だってのはありがてえ。券売機、それも店の中のやつでポチッとおして、厨房の男性に渡せば、お席でお待ちくださいと声をかけられます。おおっ、茹でたてをいただけるんですね。こりゃうれしいや。
なんて気分だけ江戸っ子(いや本当に神田某町由来の江戸っ子なんですが)、かき揚げもできたてのやつがトレイに並び、さあいただきますよっと。キリッと〆られた茹でたての蕎麦、いいねぇ。この手の蕎麦にしてかなりの固コシ、少し濃いめだけれど出汁がきりっときき、スマートに仕立てられた汁にさっとつけてずずっとすすれば、そうそう蕎麦なんてリズミカルに食べるもんよ、もともと蕎麦なんて江戸のファーストフードだったんだよなぁ、、、、なんて関係ありそうで全く脈絡もないことが頭をよぎるのは、人形町、お寺の脇というシチュエーションだからですかね。
かき揚げはかなり色黒で、これは温度高めの油で揚げたんですな。箸を立てても簡単には崩れず、苦味がでそうなちょいと手前の玉ねぎが、これはこれで悪くないってもんよ。けれど、ちょっとヘヴィに感じるのはオイラも歳をとったもんだ。まあ、これはたまたまかもしれないしね。温かいかけ系の蕎麦にあわせるのならもう少し救われたかねぇ。もり系には無料の天かすを投入というのがリーズナブルでいいかも。とわかっていながら、再訪したらかき揚げがどんな仕上がりに変わってるか試してみたくなっちゃうんだよなぁ、きっと(爆)
とはいえ、路麺店としてはかなりがんばられている内容じゃないですかい。6人ほどのキャパのお店なのに、厨房には店員が男性一人に女性二人。しかも、男性は「ねえシャチョー」なんて呼ばれてますよ。お江戸の時代にシャチョーなんていう肩書は間違いなく無いけど、こういう雰囲気も悪くねぇなぁ。ごちそうさまでした。
関連ランキング:そば(蕎麦) | 人形町駅、水天宮前駅、浜町駅